池田山公園は目黒駅と五反田駅の中間あたりに位置する公園です。
池田山と呼ばれる高台の斜面にあるため、園内は高低差があります。
江戸時代は岡山城主池田氏の下屋敷があったことから池田山と呼ばれていました。
池田山公園は池田屋敷の奥庭があった場所で、1985年に公園として開園されたものです。
公園入口から入るとちょっとした広場があり、斜面を下ると池を囲むように園路があります。
園内はなかなかの勾配です。通路も細いので気をつけて歩いて下さい。
大人がすれ違うのは窮屈ですので、譲り合いが大切です。
回遊式庭園とは、日本庭園の形式の一つです。
園内は、池を中心に張り巡らされた園路を回遊して鑑賞できるような作りになっています。
室町から江戸期に多く作られていて、日本庭園の集大成とも言える形式です。
池の一角には池との段差の殆ど無い箇所があり、大きな鯉を間近でみることができます。
池の畔に近づくと、たくさんの鯉が集まってきます。
小さな滝もあり、心地良い水の音が聞こえます。
池を囲うように多くの木々が植えられていて、日陰から覗く池周辺は燦々と陽の光を浴びて、絵画のように浮き上がって見えます。
細く勾配のある園路が張り巡らされています。園路の左右には季節の花が咲き、色彩と香りを愉しむことができます。
園全体にいろいろな木が植えられていて、見応えがあります。
入り口付近には休憩所があり、こちらからは池を中心とした園全体が見渡せます。
緑を愉しむ公園なので、お子様が走り回れる公園ではありませんが、入り口に広場スペースがあり、砂場もあるのでお子様と遊べるスペースとなっています。
蚊が多いので虫除けスプレーをしていきましょう。